深浦の海を、次世代の宝へ。|ふかうら地方創生協議会×北海道文教大学 ~水産資源の有効活用と地域創生への道~

お知らせ

深浦町の漁業は今、大きな転換期を迎えています。

齊敏機械は「ふかうら地方創生協議会」の活動を通じ、ヤンマー特約店として培った機械技術と大学・地域との連携によって、廃棄されていた水産資源を新たな価値へと変える「水産フードロス削減事業」を強力に推進しています。


1. 事業の背景:深浦の漁業が直面する危機

我々の故郷である青森県深浦町は漁業の盛んな地域ですが、深刻な課題に直面しています。

  • 就業者の激減: 漁業従事者は約60年前の5分の1にまで減少しています 。
  • 高齢化と過疎化: 労働環境の厳しさや少子高齢化により、町自体の存続が危機的な状況にあります 。
  • 収益性と未活用資源: 漁師の苦労が価格に十分反映されておらず、食味が良くても劣化が早い「ウマヅラハギの肝」などの部位が有効活用されてきませんでした。

私たちは、若い世代が漁業に魅力を感じ、収益性を向上させるための「新たな仕組み」を構築します


2. 北海道文教大学との包括連携協定を締結

2026年1月30日、ふかうら地方創生協議会(代表理事:齊藤涼太)と北海道文教大学は包括連携協定を締結いたしました

  • 目的: 未活用水産物の有効活用に向けた教育、研究、人材育成などの分野で協力し、地域社会の発展に貢献します 。
  • 産学連携: 大学の専門的な栄養学・商品開発の知見(食品開発Lab.)と地元の情熱を融合させ、深浦に新たな産業を創出します。

3. 事業概要:SDGs×漁業「フードロス削減プロジェクト」

「未活用水産物の有効活用」を軸に、齊敏機械の技術を活かした3ステップで事業を推進します

① 齊敏機械の技術による「一次加工」の革新

高品質な商品開発の壁である「鮮度劣化」を、最新設備で解決します

  • ショックフリーザー(瞬間冷凍機): 原料を瞬間冷凍し、酸化による味や品質の劣化を徹底的に防ぎます 。
  • 真空パック機: 真空状態で鮮度を封じ込め、良質な原料を二次加工工程へ供給します 。

② 産学連携による「高付加価値商品」の開発

大学との連携により、これまで廃棄されていた部位を魅力的な商品へ生まれ変わらせます

開発予定の商品使用する未活用部位特徴・ターゲット
肝ミソウマヅラハギの肝かねさ株式会社との企業協力によりファミリー層はじめすべての年齢層に向けた商品です。劣化が早く流通困難だった肝をミソへ 。
アスリート食(プロテイン)ウマヅラハギの頭部頭部を粉末化し、高タンパクな次世代フードとしてブランド化
上質なキャットフード未利用の魚(内臓処理後)廃棄部位を利活用し、成長するペット市場へ販路を開拓

③ 市場調査と販路開拓

新商品をブランド化し、サンプリングによる市場調査を実施した上で、戦略的な販路開拓を行います


4. 組織概要:ふかうら地方創生協議会

齊藤涼太(齊敏機械株式会社 副社長)が、2022年12月29日に発足させました 。

  • 主な活動実績:
    • 地域イベントへの出展協力
    • 独自イベント(よさこい祭り)の開催
    • 地方創生の専門家を招いた勉強会の実施
    • 水産資源の有効活用に向けた試作・研究・商品開発

「若者が戻ってきたいと思える町」の実現に向け、齊敏機械はこれからも挑戦を続けます。